前回記事通り、ブラジルスマホは中古の「EMOBILE GL07S」を格安の¥9,900円でチョイス。この機種、意外やカメラはSonyの13MのExmor RSなどスペックはかなり高めなのすが、中古美品で1万円以下で販売されてますし新品でも1.3万円程度で格安で入手できます。
でもこの1回以外は今のところ快適に使えてます。30分程度連続で使用するとやはり熱くなりますが、動作は正常です。iPhone4sもこの程度使用すれば熱くなるのでまあ問題なしです。バッテリーの減りはGL07Sのほうが速いです。
また今のAndroid機は大きすぎですね。iPhone4sユーザだけに個人的にスマホは4インチ以下でいいです。時代に逆行してますが。
正直このGL07Sはマニア向けですね。私個人としては初めてのAndroid機がGL07Sなのですが、iOSユーザからするとまあこんなOSよく使ってるなって感じです。とにかくバージョン管理や安定度が危すぎます。
私のイメージでは安定度で「iOS > Windows > Android 」って感じですね。いわゆる、Androidを提供するGoogleがその提供先まで把握してないって感じですね。OSS(オープンソースソフトウェア)なんだからって言う人もいますが、メーカーでカスタマイズできてしまうので、個人的にヘルプやバグレポはどこにすればって感じになってます、Android。基本はメーカーへなんでしょうが。
これが私のAndroidファーストインプレです。
まあアプリはJAVAなのでソースを斜め読みすればなにをやらかしてるのかわかってしまうんですが、これがOSSの醍醐味だよって言われればそれまでなのですが。
OSという観点からするとこれはかなり危い状況に思えますね。MSでいえば今はちょうどWindows98って感じですかね(笑)。
まあAndroidとはいっても結局Linux派生ではあるので、今までの流れから言うとディストリビューション(メーカー)でOSの確度を上げていかないとって感じなんですが、果たしてそこまでメーカーも負えるかっていう感じもします。Googleはもっとリファレンスデザインを規定し安定度を高めるすべきです。
とまあ個人的な見解は無視して頂き、GL07Sをゴニョゴニョしてみました。
■EMOBILE GL07S カスタマイズ状況
- ルート化
- これをしないとテザリングやシャッター無音化が不可
- これをしないとテザリングやシャッター無音化が不可
- テザリングができるように設定変更
- SIMフリー機なのにEMOBILEなだけにデフォルトではテザリング不可。いわゆるAPNの「em.lite」。
3G回線は普通にAPN設定だけで接続可能。ここではテザリングもといEMOBILE語で「Pocket-WiFi」の場合。
- SIMフリー機なのにEMOBILEなだけにデフォルトではテザリング不可。いわゆるAPNの「em.lite」。
- カメラシャッター音の無音化
- EMOBILEなだけに無音にできない。日本以外は基本無音設定がある。SIMフリーiPhoneだとマナーモードで無音。
- Sony Media Go によるiTunesからAndroidへMusicデータの転送
- iTunesと同期しAndroid端末に簡単に転送できる。実ファイルはiTunes側なのでディスクにもやさしい。
Media Go 使い勝手もよく iOS⇒Android ではおすすめです。
- iTunesと同期しAndroid端末に簡単に転送できる。実ファイルはiTunes側なのでディスクにもやさしい。
- Emotion UIからAndroid標準ホームアプリに変更
■アプリ使用可否状況(動作可否ではなく使用可否)
アプリ | 使用可否 | 内容 |
---|---|---|
Googleハングアウト for Android | × | 固定/携帯電話に発信不可。Windows/iOSでは発信可。 Androidアプリの問題の可能性大。 作りがショボすぎで、iOSのほうが良作。 Googleなんだから普通逆でしょ! |
Nike+ Running | △ | 動作は可であるが、Music再生中の自動音声フィードバックが途切れる。 iOSでは正常。プレイヤーの相違が原因の可能性アリ。こういうレベルになると試験工程も大変。 ちなみにSIMなしiPhone4sでもこのアプリはちゃんと動作します(恐るべしGPS)。 |
今はテザリングもできWALKMANも入り、やっとiPhoneと形だけは同等に使えるようになってはきたのですが、一般ユーザには敷居が高すぎです、GL07S。
保険でトランジット先のJFKでサブ機に Moto E をpickup予定です。
暴れん坊を、使ってやろうじゃないか、ブラジルで!