ブラジルW杯トランジット先のニューヨークに4日間滞在した際、今年2014年のAT&TのプリペイドSIMのプランを調べました。プリペイドSIM自体は2013年のWBCでサンフランシスコに滞在した際に仕入れたSIMを再利用しました。
滞在中のSIM入手や運用につきましては以下の過去記事をご覧ください。ここでは2014年AT&TのプリペイドSIMプランを記載します。W杯総括も終わりやっとW杯ネタから離れられます（笑）。

• 2013年 AT&T プリペイドSIM
• 2014年 AT&T プリペイドSIM

• ■AT&T プリペイドSIMプラン ‘2014

  プラン	容量	期間	価格	自動継続
  iPad(3G,LTE)	250MB	24時間	$5.00	しない
  	250MB	30日	$14.99
  	1GB	3ヵ月	$25.00	しない
  	3GB	30日	$30.00
  	5GB	30日	$50.00
  GoPhone Mobile Hotspot	250MB	7日	$15.00
  	1.5GB	30日	$25.00
  	5GB	30日	$50.00

  今回はiPadプランの24時間$5を2日間使用したのですが、アクティベート方法は2013年当時と全く同じでしたが、プランが変更されていました。初回半額割引はありませんでした。決済は2013年当時同様、日本のクレカ(VISA)で決済できました。
  $5プランでテザリングを確認するのを忘れてしまいましたが、2013年当時からiPadは$50プランのみ対応していたと思います。GoPhoneプランはすべてテザリングに対応しているようなので、テザリングがメインであればGoPhoneプランのほうがよいかもしれません。
  

  

  

  

  
  お約束ですが、iPadプランでもSIMフリーAndroidのMoto Eで問題なく動作しました。APNはbroadbandでした。

• ■APN設定
  

  APN	broadband
  ユーザ名	なし
  パスワード	なし

  相変わらず、速度は出てますね、AT&T。
  

  

サッカー東アジアカップ2013で昨日韓国ソウルに到着。海外では恒例の飯より先に行うミッション、「韓国EG Mobile の KT olleh プリペイドSIMをSIMフリーなiPhoneで使う」です。昨日は深夜着でしたので今日昼に仁寺洞から明洞にあるEG Mobile KTソウル中央支社まで徒歩で行ってきました。明洞駅からでしたらこちらの情報が役に立ちます。ビル内のオフィスまでの導線も記載されてて親切ですね。先月に韓国観光公社アプリ「Visit Korea 2.0」キャンペーン（2013/6/30終了)に登録しておきましたのでMicro-SIM代6000Wonと2000Won分のチャージは無料でもらえそうです。（また2013/08/11現在、EG Mobile HPでも同等のイベントをやっているようです）
ホテルのWiFiでiPhoneに目的までの地図を表示させGPS頼りに15分ほど歩きEG Mobile KTソウル中央支社に到着し9Fへ。普通のオフィスビルでした。入口を発見し中へ。受付嬢に英語で「Visit Korea」のプリペイドSIMが欲しいと伝えると担当の日本人の美人スタッフが出てきて、応接室へ。SIMを購入したらあとは自力でではなくどうも通信可になるまでやってくれるよう。

まずはiPhone4SはSIMフリー機であることを伝えると、途中何度も電源ON/OFFするのでパスワードロックを外して欲しいとのことで解除しスタッフへ渡します。日本人ですので世間話をしながらすべて作業をセッティングをしてくれました。
途中電波をなかなか掴まなかったのですが、１０分ほどするとようやくバリ５の電波が立ちました。あとは普通にネットに繋がるはず、、だったのですが。。。
ネットに接続しようとすると「データ通信機能を起動できませんでした」というエラーがでて接続できません。別の技術スタッフや本社へ連絡したりと20分ほど格闘していただきました。私のiPhoneは特殊なようで、普通はSIMフリーなiPhoneはAPN設定は不要で、トラブルも少なくすぐに繋がるということでした。そこでふと「APN設定無＆データ通信エラー」でWBCでアメリカAT&TプリペイドSIMを入れた際に使用したアプリ「iPhone APN Changer」のことを思い出し、アプリ＆プロファイルを削除したところ（正確にはプロファイルの削除）あっさり接続できるようになりました。なってこった、スタッフに迷惑をかけてしまいました。親身なって対応してくれて本当に感謝です。おねーさんありがとう！
データプランは1GB/30日で16500Wonと通話用に3500Wonで合計20000Wonをチャージ。データプランへの登録も日本人スタッフが行ってくれました。またチャージ残量確認や追加などができる専用アプリのインストールも行ってくれ、データプラン適用済＆残高を確認後に引き渡してくれました。

とまあ設定はほとんどスタッフが行ってくれたので今回は設定方法など備忘することはまったくなしですが、唯一、KT ollehのSIMはAPN設定が不要（APN設定欄もなし）ということは電波さえ掴めば即通信可能になるということです。ということはフランスのOrangeのmobicarteように目的の金額までチャージした後にデータプランを適用し、適用されたのを確認後に運用を開始したほうがよさそうですね。実際今回はそのようにスタッフが対応してくれました。
ソウルに来てSIMフリー機を持っているなら、ぜひ明洞にあるEG Mobile KTソウル中央支社へ脚を運んでみてください。１週間程度の滞在なら20000Won程度でスマホ運用できそうです。

速度も3Gで6Mbps弱程度は出てますのでなかなか優秀ですね。
数日運用してみてソウル市内はWiFiが発達していてホテルや街中や駅など「KT olleh」のWiFiであればこのSIMは勝手に繋がってくれますので１週間程度の滞在であれば500MB(11000Won)で十分かもしれませんね。またテザリングですが、スタッフは別途契約＆別料金と言ってましたが、なんの問題もなく出来ました。

ホテルに戻る途中、ロッテホテルの地下1FのGlobal ATMでクレカで50万Wonをキャッシング(500,000Won=\45,478円（内手数料\210円、利子\110円)1Won=0.0909円、(2013/07/25三菱東京UFJ-TTS:1Won=0.0919円))。９月にも来韓するのでこのくらいあってもよいかと。これから日本vsオーストラリアを観戦しに華城へ向かいます。

今日は香港プリペイドSIMを求め深水埗(シャムスイポー)へ。旺角(モンコック)駅に行く途中、香港観光スポットの「女人街」で寄り道。まあ買いたいと思うものはほとんどなしでした。

■女人街

旺角(モンコック)駅から２つ北（上）の深水埗(シャムスイポー)駅へ。

深水埗駅のD2出口を出るといきなり3香港ショップが。しかし98HKDの正規価格では買わずもっと安い店を探します。向かいには黄金電脳商場と高登電脳商場。黄金電脳商場は主にPCやスマホ関連のケーブルやアクセサリを扱う店が多く、高登電脳商場は自作やノートPCが多かったです。肝心のプリペイドSIMはここには置いてないです。
■黄金電脳商場
■高登電脳商場

深水埗駅D1,D2やB1,B2界隈を隈なく探すもプリペイドSIMを扱う店は０。仕方なく高登電脳商場のWiFiを拝借しネット検索。むむむっ、どうも通りを挟んだA2,C2側らしい。地下通路でC2側へ。なんてこった！こっちは電話関連を扱う商店街が多いんですね。来ないとわからない。深水埗に来る意味をやっと理解した感じでした（笑）

A1,A2やC1,C2界隈にはプリペイドSIMを扱う露店が複数点在。A2近辺では60HKD。C2の奥のほうでやっと55KDの店を発見。もっと安い店はあるのかもしれませんが、歩数計がすでに1.5万歩を示していたためここで手を打つことに。
「4個買うので200HKDにして」と言うも220HKDで全く相手にされず。隣の店で215HKDの回答が出たので4個ほど仕入れてきました。空港で買おうか迷った198HKDのパッケージの方も168HKDで売ってました。

ホテルに戻り、オーバーヒート気味のふくらはぎをビールで癒しながらプリペイドSIMを入れ替えようとパッケージを見ると、な、なんとノーマルSIM。
やられました、確認しなかった自分が悪いのですが今回はSIMカッターも持参してない。なんでかと言いますと予習ではてっきり香港3は両対応のパッケージかと思ってましたのでやられた感じで凹みます。
気を取り直し対応策を巡らすと、そういえばホテル近くにもSIM屋があったことに気付きダメ元でSIMカットしてくれないか聞いてみることにしました。
強面の親父に恐る恐る聞くとなんてことはない、やってやると！粋な江戸っ子的反応で「iPhone4(S)かiPhone5か？」と聞いてきたので「iPhone4」と言いSIMパッケージごと渡すと、あっさりMicroSIMにカットしてくれました。お礼に10HKDを置くといらないと。なんて粋な親父なんだと感動。その後動作確認でYahoo!トップもOK、iPhone Mapも無問題。ありがとう親父！
ってことでなんとか必須アイテムを手にすることができました。
上海でも香港でもそうですが、SIMはカットするのが基本。日本のように「nano-simが出ないとねー」なんて言ってたら商売になりません（笑）
この深水埗、本当に古き良き？秋葉原を見ているようで非常に楽しかったです。上海の虬江路電子市場もよいのですが中古が多く古すぎる印象で、断然こちら深水埗のほうがゾクゾク感（笑）があります。最新の台湾系薄型ノートPCや自作系部品も多いです。まあ「自作」の言葉自体が死語に、ですが（汗）。”電気”の秋葉原が好きな方はぜひ足を運んでみてください。萌えとラーメンに浸食されていないアキバがそこに（笑）
またブロードバンド＆無料WiFiや3G/LTEも発達してる香港のほうが中国本土より快適です。もちろんGoogleやTwitterなども中国本土のような国家的醜悪フィルタ制限はなく日本と同じようにアクセス可能でした。まあ中国本土にいても日本の自宅ルータにVPNで接続できればフィルタ制限にはひっかりませんので快適です。私は中国渡航の際はほとんどVPN経由でネットをしています。

夜、ハーバーホテル界隈を散策。すぐ近くに屋台市場があり非常に活気があります。ただし相当悪臭＆汚い場所もあります。鶏などは生きたまま店頭に並んでますし、まあそれだけ新鮮なのは間違いないです。日本のスーパーで見かける肉より本当に鮮度がよさそうな色です。

またホテル対面の「合發茶餐廳」という食堂。なかなかローカルの胃袋を満たすだけあって美味しかったです。炒飯はインディカ米のわりに臭みは少なく閉店間際でも店員（年配のおねーさん）は笑顔で対応してくれて、中国本土とは大違い。ここの看板猫は目がクリクリで本当にかわいいです。マイタン時も会計カウンタに鎮座。お見送りしてくれました。香港はビールを置いてない店もあり飲み物は持ち込み可ですので、セブンイレブンで調達。このGOLDEN KINGビール、500mlx2本で10.5HKD(2本で\120円程度)と激安なのになかなかおいしかったです。本土で青島ビール飽きしていた私にはちょうど合い、ほとんどこればかり呑んでました（笑）

セブンイレブンも100m以内に複数あり、不自由はないのですが、部屋だけは本当に狭い。コンビニは中国本土とは逆でセブンイレブンとサークルKが多いです。ローソンもちらほらありましたがファミマは見かけませんでした。

本当は昨日プリペイドSIMを仕入れたかったのですが、大雨もあり今日になりました。早速、娄山关路駅近くの中国聯通(China Unicom) ショップへ。朝10時過ぎということもありガラガラ。店員さんに「wo 3g プリペイドsim」といい、近くに置いてあったパンフを指差すとすぐにわかったようで、価格は100元。その後Aプランとか英語で会話しているうちに身分証明でパスポート出してというので渡したのですが、「stay 3days」って言ったらパスポートのコピーはいらないと。うまく伝わっていなかったらしくやはり先ほどのプリペイドSIMでいいと。100元で300MBの通信ができると言ってました。プリペイドSIMは通常の大きさのSIMで、すかさずSIMフリーなiPhoneを出し「MicroSIM」って言ったら、お約束のSIMカッターでガチャン！手慣れたもんです、バッチリカット成功。

即挿入しアクティベート（中国語なのでよくわからなかったのですが、「了解」を2回押下）。無事繋がりました。Yahoo!トップもバッチリ。GoogleMapも問題なし。ただGoogleMapの位置情報が微妙に1kmほどずれています。これは以前からPCのGoogleMapでも同じ症状で、Googleだけに仕方ないのかなーと。ですので人間補正が必要です（笑）100元で300MBで3日なら十分です。ホテルはPCでネットが繋がりますしテザリングする必要もないので。。。

2013/10追記
今年の上海渡航も中国聯通をゲットしたのですが、SIMの入手に本人確認が必要で結構厳しくなっているようです。私は現地友人に取得してもらいましたが、昨年可能だった娄山关路駅の中国聯通では断られました。店がかなり混んでいたのが原因だとは思いますが。価格は変わらずでしたが、容量追加はよくなっているのではと思います。

2014/10追記
今年は中国联通 沃・3GプリペイドSIMは上海水城路店で日本語で購入可能でした。記事はこちら。