FIFA World Cup 2014 ブラジル入国もレシフェ便に乗り遅れる

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AA919がJFKを出発したのは40分遅れの20時過ぎ。しかしいつものようにマッハ近くまで出し予定通り、6/12 AM6:30にサンパウロに到着。ここからが。。。。

ボーディング・ブリッジに横付けしたまではよかったのですが、そこからなかなかドアが開きません。CDGの時もありましたが、早朝便ゆえ、空港側の作業が遅れてたようです。こんなところで時間を無駄にできないんですが。。。
実は9:25発のAzul航空でサンパウロ⇒レシフェ便に乗る必要があるのです。普通3時間あれば余裕かなって考えますが、甘かったブラジル。しかも今日はW杯開幕日。

機内から脱出したのがAM7:00。そこからイミグレまで長蛇の列でまずイミグレのフロアすらに入れず廊下で30分以上待たされます。イミグレフロアが小さすぎです、GRUターミナル2。フロアで50分程度。合計イミグレだけで1.5時間。早朝便は混みあうのはわかってましたが、想像を超えてました(涙)この間のドキドキ感はご想像にお任せしますが、上海でのトランジット45分よりはまだ余裕がありました。

ってことで無事入国したのが、AM8:30。ここからスーツケースを大急ぎでピックアップし、すぐにターミナル2のシャトルバス乗り場へ。Azulはターミナル4になりますのでシャトルバスで移動です。ちょうどシャトルが来るタイミングで即乗車。シャトルバスは1~4の順で巡回します。できたたてのターミナル3もしっかり止まります。なぜかT4がすでに稼働中なのにT3だけできてなかったんですね。ブラジルらしさを感じます。

AM8:45にターミナル4に到着し、全速力でAzulのチェックインカウンターへ。美人グランドスタッフ(GS)を捕まえe-ticketを見せると、ここで即宣告。両指でバツマーク(×)。まだ40分弱時間あるのにすでに乗れないと。日本の国内線であればなんとかGSが奔走となるのでしょうが、そこはブラジル。流石に凹みました。「ブラジル入国していきなりかよっ~!もうブラジル最悪!」

GSに何の窓口かは知りませんが案内されAuzl窓口に並ぶことに。10人程度並んでましたが、1人5分以上かかってます。この待ち時間中、睡魔に堪えながらこの後どうするか冷静に考えます。私が乗る予定だった便はまだ出発してないというのに。。。
今日は6/12、試合当日6/14まではまだ2日あるので、最悪はサンパウロに一泊してレシフェ行きを取り直す、今日でなければならないわけではなく日本戦までまだ1日バッファはあると思うようにしました。そこで最良の手段を考えます。まずは無料のGRU WiFiを拝借しAvianca brを検索。今日の19:00発の最終便でお約束のR$999ですがまだ7席残ってます。売り切れなければ、とりあえずこの便を取れれば今日中にレシフェに入れます。空席が残っていればですが今日の最終手段があることにまずはホッ。Last plan(resort)です。TAMは今日の便はすべて空席なし。そうこうしているうちに搭乗予定の便がフライト(9:25)。行ってしまった俺の便。

9:30ようやく私の番になり、英語で交渉します。e-ticketを渡しますとダイハードに出てくる気さくな黒人警官のような男性係員が「乗り遅れね(late for the flight)」。「イミグレが長蛇の列で」と。別便があるか調べるといい、液晶画面を見せ、17:55発ならあると。マジで!乗り遅れた便がR$266(¥12,600)の格安航空券でしたので別途お金がかかるでしょうが、Azul同士なのでAviancaよりは安いだろうと判断、即お願いしますと。2席空いてるので大丈夫だと。助かった。搭乗便変更してもらいました。変更料金は要求してきたら出そうと思ってましたが、なにも言わず無料で便変更してくれました。10:00から19番カウンタでチェックインが始まるからということで、「ブラジル最高!」係員に「オブリガード」連発。ちょうどグリーンマイルのように神に見えました。

ちなみにGRU WiFiでAzulサイトから私のe-ticketを確認しますとしっかり便名、フライト時間が変更されてました。座席が未選択でしたのでここで座席選択。

10:00過ぎに19番のチェックインカウンターへ。この時点ですでに窓口担当者には乗り遅れたなんて知られてないのでなんの問題もなく17:55搭乗予定でチェックイン完了。AzulのマイレージはスタアラですがUAオンリーです。始めにANAカードを見せましたがNG。UAはOKでした。UAはオンラインで即マイレージブラスを発行できますのでお持ちでない方は作成しておいて損はないと思います。マイレージ番号さえ取得しておけばカウンターで番号を提示でOKです。

おおよそ8時間のフリー時間が。ある意味ツイてます。本当はレシフェでクレカキャッシングしようと思っていましたが、GRUターミナル4のブラジル銀行の端末で下すことにしました。はじめはR$2,000を下そうとしましたが、金額が大きすぎて下せず。次にR$1,000(\46,675-未確定速報額)で無事下すことができました。レートはよいと思いますね。
6/18頃、ブラジル現地から繰り上げ返済してしまおうかと思ってます。

懐が潤ったので、まずは自販機で水で買おうかと思いましたが、R$50札ではNG。ならばシャトルバスでターミナル4(T4)⇒ターミナル1(T1)へ移動。T1に着き、まずは水を買おうとしたらこれまたレジでお釣りがないってことでNG。それじゃ昼飯でも食べようかと、パンとビールと水を購入。今日中にレシフェに辿りつけることに乾杯!。隣はウルグアイサポーター。お前日本か?から始まり、「セレッソ!フォルラン」となり、、、ワールドカップを感じますね。

時間があるので観戦チケットも発券しようかと思いましたが、長蛇の列で並ぶのを断念。まあ明日レシフェのショッピングセンターで発券できますので無問題です。

無事17:40搭乗開始。機内ではブラジルvクロアチアがTV観戦できました。この便には日本人私一人でしたが、ブラジル人もかなり盛り上がってました。ちょうどハーフタイムで出発。なかなか空気読めてます。

20:50 無事レシフェに到着。到着フロアには在ブラジル総領事館の試合当日のチラシや案内が「ご自由にお持ちください」とありました。うーん、うれしいですね。ブラジルでおもてなしを感じます。

空港タクシーカウンターで投宿ホテルまでのチケットを購入(R$27)しA4出口からタクシーに乗車。レシフェに限らずでしょうが、空港タクシーは料金をボラれることもないですし、割高ですが安全な交通手段です。試合当日の帰路もAeroporto駅まで戻り、空港タクシーが最良だと思いました。

無事ホテルに到着しチェックイン。今日からこのホテルに3泊します。ただタクシーを降りとたんに、小雨のせいかメガネが曇って全く前が見えない。なんなんすか、この湿度は。しかも22:00時過ぎというのにムワッとした空気。ハードな気候ですね、レシフェ。

とまあブラジルに入国後、いきなりのトラブルでしたが、旅にはトラブルはつきものですし、楽しむぐらいの気概が必要ですね!

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