11:00 掃除のおねーさんに促され、1時間ほど早いですがコルコーバードの丘に向かいました。ここもバスで。Google Mapでルート検索しますと、422のバスがよさそう。Google Mapでバス路線を検索できるのは非常に便利です。Google Mapで表示されたバス停へ。バス待ちは私を入れ3名。5分後すぐに422のバスが来たのですが、乗ろうと思ってもバスの前のドアが開きません。後ろから1人降りたのですが、結局乗れず。恥ずかしい。
そいうえばこんなにバス待ちの人が少ないのは初めてでバスの止め方を知らなかった。自分のバスが来たら「必ず乗りますよ~」ってことをジェスチャーで運転手伝える必要があるのです。私は必ずバス停で止まると勘違い。一般的には手を真横に出し振るって感じですかね。ヒッチハイクの要領でもOKです。とにかく乗る意思を示さないとバスは絶対に止まりません。ってことで無事2度目は成功。「郷に入っては…」ですね。
リオの路線バスには運転手とは別に車掌が居ますので車内で現金で清算できます。しかしこのバスの運転手がまた凄い。もう運転は荒いのはわかっているのですが、なかでも相当荒い。おまけに今日は13:00からブラジルvチリ戦があるのか、運転しながら相当熱くなってます。近くの車を怒鳴り散らし、クラクション鳴らしまくり。車掌はいつものことのように涼しい顔。面白いです。
そうこうしているうちに422バスの終点のCosme Velho駅で降ります。すると目の前にサン・ジューダス・タデウ教会(Igreja Sao Judas Tadeu)が。しばしカメラに収め、対面の登山電車の麓(ふもと)駅へ。私がネットから予約した時点で13:00しかなかったのですが、12:05でガラガラ。これなら当日券ですぐに乗車できましたね。今日はブラジル戦のある特殊な日だったのかもしれませんが。PDF化しておいたバウチャを表示したスマホ見せ、チケットに引き換え、ビールとパンを食べながら13:00まで待ちます。そうこうするうちに大型モニターもブラジルvチリ戦に切り替えます。すると見る見る人だかりになり、次第に仕事そっちのけ、いつものパターンになってきます。
13:00でしたが、12:50乗車。およそ15分で頂上の丘へ。30分ほど巨大キリスト像や景色をカメラに収め、14:00帰路へ。帰りの電車は時間の制限はなく自由に定員になったところで乗車って感じでした。
麓駅に到着したらすぐに422のバスが来ましたので慌てて乗車。一旦ホテルに帰還。ブラジル戦が延長になっています。30分ほど見ましたが、そろそろマラカナンへ15:30にホテルを出発。
ホテルのメトロ最寄り駅がなんと「カリオカ」。カリオカといえはラモス瑠偉。「リオっ子」という意味なのだそうですが、ひょっとしてここからの命名だったんですかね!?
メトロは観戦チケット提示でなんと無料。無料の交通機関は今回初。なにげにうれしいです。電車内はもう超満員。山手線並みでした。無事マラカナンへ到着。駅を降りたところで、警察によるチケットチェック3回。よくわからない構造。
チケットは偽物が出回っているらしくその影響もあるのかもしれませんが、ゲートじゃないと本物か偽物なんてわからないと思うんですがね。
サポーターの比率もクイアバ同様、圧倒的にコロンビア。もうなにもかも捨てて、試合観戦に来てんじゃないかと思うほど凄すぎる、コロンピアサポ。日本も4年後、これだけ熱くなれますかね、比較的近いロシアで。
チケットは昨日発券したばかりのUSD$110のカテ3席。今日は今回初のアウェイ側ゴール左寄りの席。ほぼコロンビアサポとブラジルサポで黄色いのですが、私の4つ後ろの列にウルグアイサポ約30名が集結。今日のウルグアイサポはところどころに点在って感じでした。明らかにコロンビアv日本戦の日本より少ないです。ウルグアイサポ。スアレスが出場停止になり、サポはもちろん私も見たかっただけに非常に残念ではありますが、今日はコロンビアを応援します。
スタジアムではルーティンのBRAHMAビールを購入。R16だけにコップのデザインは対戦国ではなくマラカナンになってました。ビール待ちで選手紹介。James Rodriguezはコロンビアサポからは「J.R.」って呼ばれてるんですかね。一瞬別の意味で反応!(笑)。
キックオフ。コロンビアが圧倒的なポゼッションでウルグアイは守備からカウンター一手に賭けているような展開。そうこうしているうちに日本戦もやられたJ.R.の見事なシュートがさく裂。前半1-0でコロンビアサポは一安心。
後半、さらに追加点で次第にウルグアイは追い詰められていきます。応援もウルグアイを小馬鹿にしたようなパフォが次第にエスカレート。こちらのサポは露骨です。すると私の真横のコロンビア&ブラジルサポがウルグアイと小競り合います。警備員も入って、怒号が飛び交いヤバい雰囲気に。するとウルグアイサポからビールが。ブラジル人サポはビールでびしょ濡れ。わたしにも飛び火し、ビールがかかりもう大変。警備員により一旦落ち着きますが、またまたコロンビアサポが挑発。今度は私の目の前でコロンビアサポからウルグアイサポへビールの応酬。
するとビールのコップが私の脇腹にあたるハプニングというか、ウルグアイからは完全に敵に見られている模様。最後にはなぜか私がウルグアイ小僧に頭突きを食らう始末。まだ若干腫れてますが、まあ中身空の石頭なので大丈夫です。初めて南米のやりあいに遭遇。まあ圧倒的ホームのコロンビアサポに少数精鋭のウルグアイサポで、コロサポの挑発の仕方も露骨すぎであれではウルサポも切れるのは仕方ない気もするのですが、手を出しちゃいけません、ウル小僧!試合終了間際、最後に当事者のブラジル人サポに「俺も帰るからお前も早く家に帰れ!」だって。
帰りも無料のメトロで無事ホテルに帰還。
明日は長距離バスでサンパウロに移動し、空港近くのホテルに一泊し、とうとう(ようやく)ブラジルを離れJFKに移動します。