投宿のホテルは1泊約¥15,000円なのですが、築20年以上な感じの部屋は狭いですし、セーフティボックスもないですし、ドライヤーもなく、机もない。おまけにシャワーのお湯がぬるま湯(ほのかに温かい)でそれ以上温かくならないというお粗末さ。鍵の施錠は部屋内からもう一度施錠するって、こんな鍵初めてです。壁が薄いのかテラスでの会話が筒抜け。食事もまずいですし(唯一オムレツのみ合格)、費用対効果終わってます。まあワールドカップ価格ですね。この設備で¥15,000円はないです。どうみても¥5000円以下のレベルというか、ホテルではなくゲストハウスです、これ。ここだけの話ですが、実はあの某大手旅行会社高額ツアーの御一行様もこのホテルに泊まってます。さて、どーしたもんかと。
今日は徒歩でレシフェショッピングセンターへワールドカップのチケット発券とVivo SIMを購入してきました。
おおよそ徒歩10分で到着。かなり近いですね。ただ途中の道はかなりボコボコで大きな穴が空いていたりと非常に悪しです。若干大きめの二車線道路はある程度舗装されているのですが、通りを一本入りますととんでもない道が出現です。
実際、肌で感じたレシフェの治安の個人的感想は、日中の徒歩であれば赤ちゃんを抱えた女性や女子学生などが普通に歩いてます。女子学生はさながら日本のように「ながらスマホ」をしながらひと気のない道路を歩いてました。信号待ちでスマホ見てる人も数知れずです。実際の現地は。
これが南アフリカになるとホテルの柵に2万Vの電圧がかかった鉄格子のフェンスが張り巡らされていたり、移動はまず車。ショッピングセンターまで日中徒歩で歩く行為でさえはばかられたため、大きな違いを感じました。殺人などの凶悪犯罪の頻度では圧倒的に南アフリカのほうが上。小規模といってはなんですが、窃盗、盗難ではブラジルって感じですかね。ですから小さなものでも被害に遭う確率はこちらブラジルのほうが多いと思いますが、素直に応じれば命まではって感じです。でも被害には遭いたくありませんので、日本ではないことを肝に銘じ、引き続き警戒は必要です。
ただ、夜10時頃、空港からホテルまでタクシーで移動したのですが、ほぼ歩いている人はおらず、赤信号は減速はしますが、基本無視。とにかく障害がないところは飛ばしまくります。車窓から見る街は半ばゴーストタウンのようでした。夜は絶対にNGですね。移動するなら絶対にタクシーです。
チケットセンターに到着し、まずは入口の右に併設されているチケット発券所の自動発券機で発券します。スタッフ窓口ではなくなぜ自動発券機で発券するかといいますと、発券チケットの選択がチェックボックスでできるのです。南アフリカの時は確か1手続きで1枚発券だった気がしてましたので、おそらくなにかしらの発券の選択ができるものと思ってました。R16の1位抜け、2位抜けのチケット2枚は発券せず、GLの5試合のみ発券しました。決して日本がGL突破できないと思っているのではありません。願いだけでお金を無駄にしてはいけません。願いとコストまた別物です。そこはシビアに。進んだら発券すればよいのですから。
FTCサイトではやはり未発券のR16のチケットはまだ「Submit for Resale」ボタンが有効で、リセール可能でした。発券済のチケットは「TICKET PRINTED 」になってます。
無事発券も終わり、明日の試合までマストなミッションは完了。あとはお約束のプリペイドSIMです。4年前はSIMを買って端末に入れる発想は主に電話に限られていました。事実4年前はTicket Confirmationの郵送物の中にMTNのプリペイドSIMがお試しで同封されてました。その時は電話だけなのでローミングだけいいでしょ、電話できるし。って感じでした。
が、4年後は誰もがこぞって現地プリペイドSIMを運用するようになってます。この4年間のモバイル環境は本当に激変しましたね。日本も世界も。
いろいろ、プランなどで苦戦しているようですが私はまあネットができればいいや的感覚で「Vivo Tudo」にしました。
まあVivoで交渉し、SIMを$R10で購入。チャージプランは隣の「MAGAGINE LUIDA(チャージ屋)に行け」と。隣に移動しINTERNETがしたいというと、電話、INTERNET、SMSができるR$50のプランしかないと言われこれもまた一択でした。
私はそれほど容量を使うわけではなく、ホテルやフリーのWiFiと併用しますので、この運用である程度行けるかなと思ってます。実際日本にいる際も3Gは一日5~8MBしか使用しないことが多いですし、ほとんどWiFiを使用しています。この際使用するときだけ3GをONという運用でもよいかもしれません。つながらない不安よりつながる安心ですね。
ということで、無事SIMをゲット。電話は国外へは発信不可ですが、海外からの着信は可能でした。テザリングもといPocket-WiFiもゴニョゴニョして問題なく繋がりました。テザリングしているPCからIP電話のGoogleハングアウトも問題なく会話できました。聞き取りにくいなどは全くなかったです。Speedtestでは上り下りとも総じて300~500Kbps程度です。まあブロードバンドではないですが、文字レベルなら問題ないはずです。ただpingの反応が異常に遅いので、相当ネットワーク機器が入り組んでいるのか、2G⇔3Gのネットワークが複雑になりすぎているのかもしれません。速度が出なくてもpingが早ければ、意外に体感はよく出る傾向にありますから。ブラジルはちょうどその過渡期なのかもしれません。3Gオンリーに移行したら改善する可能性はありますね。
画像はサイジングして落とさないときついかもしれません。容量が大きめのファイルはできるだけWiFiを利用ですね。
とりあえず、これでしばらく運用してみようかと思ってます。
帰りに、ビールと水、ハンバーガーを購入しホテルに帰還。
明日はいよいよ、日本の初戦、コートジボワール戦です。