ブラジルでのiPhoneはステータスのようで、ググりますといろいろ窃盗・盗難話が出てきますね。突然おねーさんが近づいてきてボディタッチ。あまりにしつこいので強引に振りはらったら、直後にiPhoneが消えてた、などなど。
なんでもブラジルのiPhone 5sの価格は世界一だそうで、リオのApple Storeは、世界で最も高い価格でiPhone 5sを販売している店として知られているそうです。16GBモデルで2,799レアル(約128,000円)ですと(ブラジルはすべてSIMフリー)。
ブラジル日本商工会議所によるとサンパウロの2013年平均月収は1254.26レアル(約57,500円)ですから実に2ヵ月分以上。このためなのか、iPhoneのシェアが0.4%。逆に言うと高値で売れるってことですね。
私は現在2年以上前のSIMフリーiPhone 4s(64GB/MD257LL/A)で海外では重宝しますし愛用していますが、こんな型落ちでもブラジルに持って行くのを躊躇してしまいます。中古で未だ3~3.5万円程度はするんですね、クリビツ。話がそれますがiPhone 4Sの「S」、iPhone 5s発売と同時に小文字の「s」に変更されたんですね。
いくら型落ちとはいえ、盗難にあった場合の凹み幅を減らす意味でもこの際、安価なSIMフリーAndroid機でも買おうかと思い、なんとなく調査してみました。
盗難時は海外保険適用(ブラジル警察に被害届を提出し証明をもらっておかないと保険は下りない)すれば価格なんてっていう考えは一応なしで、スペック的に重要なファクタはRAMとカメラですかね。GPSや2100MHz(WCDMA:1)は普通有でしょうし、NFCはあればなお可って感じでそれ以外はどうでも良いです。iOSのObjective-Cと比べますとAndroidアプリはJavaなので比較的メモリ食いなはずで512MBはちと厳しいかなと。1GBは欲しいところ。あとはブラジルで複数のガジェットを持ち歩きたくないのでコンデジ代わりのカメラスペック程度です。
スペックでは注目度No.1のXperia, GalaxyキラーとなりうるOnePlus One。このスペックで$299はありえない安さなのですが、ブラジルでとなると画面が5.5インチと$299で却下。中国国内であれば5.5インチ歓迎なんでしょうが、日本では違和感ありですね。このスペック&価格で5インチ以下なら買いです。おまけに発売は2014/05下旬なので微妙ですね。また中国なので初期ロットを見てからのほうが賢明ですね。また一番の懸念は熱対策。豪勢に詰め込んだはいいがアッチッチでは、ですね。
Nexus 4, Nexus 5はスペック的には合格ですが、価格で却下。
窃盗に遭ってもあきらめがつく価格とスペックとなるとXperia M C1905かMoto G Google Play Editionで私はMoto G Google Play Edition押しなのですが、日本ではまだ未発売。並行輸入で2.7万円。日本出国前に米Googleから注文しておき、トランジットのJFKのホテルでPickupって手もあるのですが(汗)万が一Pickup失敗ってこともあるのでちと怖いですね。2台目でって発想ではアリですが。ちなみにGoogle Play Editionではない素のMoto Gは日本語化がいまいちとのこと。rootハックで日本語化している人もいるようですが、ここはロケール変更などして米Googleから購入したいですね。それにしても$179は安いですね。帰りのJFKで大人買いでもしますか!?(汗)
盗難に遭った場合は現地調達って手ですと、ブラジルのMoto GはR$649。3万円程度なのでこれなら日本で買って持っていったほうが安いです。どうしても現地調達しなければならない状況になったら3万円であればとも思いますが。Google Paly Editionはまだ出ていないようです。
あとはfreetelで割り切って使うかですかね。
2014/05/13 追記
Moto GにはmicroSDカードスロットがないことが判明。ROMとは名ばかりで直付microSDだったというオチ。最近のSDカードはUSB3.0やSSDのおかげかかなり高速になってきているのでエントリ向けにはこういう実装もありなんでしょうね。$20の違いなら$199の16GBのほうがよいですね。microSDがない代わりにTwo years 50 GB storage free on Google Driveだそうです。安さゆえですね。分解でSD交換可能ならアドレナリン噴出だったのですが(汗)
ちなみにNexus 4, Nexus 5もmicroSDカードスロットがありません。最近はSDカードよりCloudなんでしょうね。microSD有、NFC有のXperia M C1905もバランスがよく思えてきました。
2014/05/14 追記
本日、Moto EなるMoto Gよりエントリな(Moto Gはエントリモデルじゃなかったのか(汗))モデルがアメリカで発売されました。お値段はなんと$129って、もうこれでいいです、ブラジルスマホ。実は今日たまたまMotorolaサイト見たらMoto Eに気づいたというオチ。あとは日本語化だけですね。現地でroot化するのもねー(汗)ちなみに、Moto G LTEも$219で発売されてました。ただまだプレオーダーのようです。ブラジルでもMoto Eが発売されてますが、価格はR$599とあまり安くないです。
また格安スマホのfreetelから本日新機種「Priori」「Nico」「LTE XM(仮)」の3種が発表されてます。なかでも「Nico」は3Gx3GのDual SIMで注目度が高いです。Coviaと同じ3Gソフト切替型か!詳細は後日。実売¥17,800円(税別)。
立て続けに新機種発売で戸惑ってますが、とりあえずNicoで行こうかなと思いましたが予約開始したばかりで店頭発売2014/07ですと。無理、間に合いません。それに5インチにしては少々大きいですね。本題からそれますが、Nicoのような3Gx3Gの機種が出てきますと1枚はdocomoガラケーSIM、もう1枚にIIJmioのような格安データ通信SIMという運用が実現するんですよね。ただNicoもそうだと思いますが通信は排他(片方だけ)だと思います。まあ両通信可な機種もそのうちでしょうね。これで2台持ち卒業も近い?かも。
2014/05/29 追記
で、結局e-mobileのSTREAM X(GL07S)にしました。新品同様の中古でケースx2、フィルム(新品)x2付きで¥9,900円でした。1.3万円出せば新品での購入も可能です。
この機種の一番の問題点は動画など負荷をかけ続けると熱でアッチッチになることですが、ブラジルでは外で使う頻度は少ないでしょうし、ガチで使うのはホテル内なので問題なしです。カメラはSonyで13Mもあります。androidは初なので慣れに時間がかかりそうですが、ま、Try&Errorですね。1万円なら盗難にあってもあきらめがつきますね。IIJmioのSIMを差して3Gでの通信も可能でした。
また行きのJFKで予備でMoto EをPickupしようと思ってます。