ワールドカップ観戦でブラジルへ渡航される方は、治安の悪さを認識した上で渡航されると思います。まずは在ブラジル大使館・総領事館のポータルページにて安全対策の基本情報を確認しておく必要があるかと思います。
ところで昨年、ブラジルのコンピュータサイエンスの学生が全国盗難検証マップを開発したそうで、早速ワールカップが行われる各都市を確認してみました。グーグルマップと連動していますので、事前に空港、ホテル、スタジアムと盗難発生地点との位置関係を把握しておくとよいと思います。
このデータの確度はどの程度か、件数など地域により正確に反映されているかなどは不明です。自己申告に近いのかもしれません。ただ傾向は把握できると思います。
■ブラジル盗難検証マップ
Onde Fui Roubado – オンヂ・フイ・ホウバード(どこで盗まれたか)
- レシフェ – Recife/PE(ヘシーフィ)
- ナタール – Natal/RN(ナターウ)
空港はナタール北西に出来た新空港に移転とのこと
- クイアバ – Cuiabá/MT(クイアバー)
- サンパウロ – São Paulo/SP(サァウンパァウラァウ)
- リオ・デ・ジャネイロ – Rio de Janeiro/RJ(ヒオ・ジ・ジャネイロ)
- サルバドール – Salvador/BA(サルヴァドール・ダ・バイーア)
やはり、リオ、サンパウロは他の都市に比べ圧倒的に多いですね。渡航予定の都市では予想外にサルバドールが多いですね。現在、カーニバル前に警察官のストライキで略奪や殺人事件が多発し死者は40人以上。昨年は177人に上ったとのこと。W杯期間中もストが計画されているようで、もしストになったら無法地帯と化すわけで、サルバドール移動は中止ですね。